2020年 包装界合同新年会 ご挨拶
2020年1月8日(水)
ホテル 椿山荘 東京
2020年包装界合同新年会
矢 嶋 会 長 挨 拶
皆様、明けましておめでとうございます。
ただ今、紹介頂きました日本包装技術協会の矢嶋でございます。
本日はご多忙の中、大勢の皆様方にご参集賜り、誠にありがとうございます。
ご指名でございますので、主催10団体を代表しまして、一言ご挨拶を申し上げます。
令和になり最初の新春を迎えたわけでございますが、昨年を振り返ってみますと、5月に改元が行われ、日本の新たな時代の幕開けとなりました。
また、10月には、社会保障制度の拡充などを目的として、消費税が10%へと改定され、包装産業界もその対応に追われた1年となりました。
一方、自然界に目を転じますと、九州北部豪雨や、広範囲の地域に甚大な被害をもたらした台風15号・19号の襲来など、自然の猛威が日本を襲った年でございました。
また、国際的なイベントでは、6月には主要20か国・地域(G20)首脳会議の開催、そして9月には、最高の盛り上がりを見せた、ラグビーワールドカップが開催されるなど、世界の目が日本に集まった年でもございました。
そうした中、我が国経済におきましては、深刻な人手不足や、米中貿易摩擦に代表されるような、先行きに対する不安など、様々な問題が存在しておりますが、とりわけ私共、包装界の人間にとりましては、海洋プラスチックごみの問題など、環境問題への取り組みが求められており、そのためにも、官民一体となり、英知を絞り、技術を結集して、G20大阪ブルー・オーシャン・ビジョン実現のために取り組んで行くことが強く求められております。
本年は、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催される中、今まで以上に世界の目が日本に注がれる年となります。
そして期間中は海外から多くの観光客や関係者が訪れ、日本のパッケージを目にする事になります。
この機会は、我々が日本の包装に込めた「おもてなしの心」という文化を世界の人々に知って頂く場となります。
是非とも包装に込められた我々の思いが世界の方々に伝わればと思います。
最後になりますが、会員の皆様方をはじめ、関係各位のますますのご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、私の新年のご挨拶とさせて頂きます。
ありがとうございました。
以上