沿革
社団法人 東京包装協会設立趣意書
昭和25年4月5日
輸出貿易の振興は、現下我が国経済喫緊の要事にして其の振興には輸出包装の改善向上
を図り、以って取引の安全を期すると共に、クレームの発生を防止する要あるは多言を侯
たざる所にして、この見地より愛に社団法人日本包装協会設立せられ着々所期の目的達成
に迩進致し居りしは、つとに大方諸彦御高承の事と存じます。然る処、今般通商産業省包
装雑貨課の御意向を体する日本包装団体連合会設立の気運と相成り、其の結果、右協会は
連合会の一環として協力する為発展的解消を為す可く、目下所定の手続中なるも、輸出包
装の改善向上を図ることは須要も等閑に附し能はざると共に速に前記連合会に対する東京
都下の包装団体を結成する必要有之と思料し、社団法人東京包装協会を設立し、以って斯
業を開拡せんとするものである。
沿革
昭和25/04 東京都の指導により「社団法人東京包装協会 設立趣旨書」の基会を開催
昭和25/11 東京都より、社団法人東京包装協会 設立許可
事務所を東京都千代田区丸の内3丁目1番地
「東京都経済局貿易課内」に置く
昭和25/11 東京都経済局長 田中唯重氏が初代会長に就任、定款制定以降、昭和31年まで6年間、歴代の東京都経済局長(福富恒樹氏、江藤彦武氏)が会長に就任、時の緊急課題であった輸出包装の品質改善について、啓蒙活動を行う。
昭和26/05 工業技術院の委託により、JIS原案の内「木材の含有率」の調査を行う
昭和32/04 防衛庁よりの委託の「包装表示案」について作成答申。
昭和45/03 東京都ヨーロッパ旅商団に会員参加
昭和47/03 第22回輸出振興包装展を開催、(設立以来毎年2回開催)
昭和48/04 東京都友好使節団に会員参加
昭和59/08 経営の世代交代時代を迎え、次代を担う若き経営者の育成が急務との観点から、研修組織のとしてYEP研修会を発足。
昭和59/10 第一回「東京都勤労青年洋上セミナーに」参加。以降平成10年13回まで毎回参加。
平成02/11 創立40周年記念式典を開催
平成07/10 YEP研修記念紙「YAP研修会10年の歩み」発刊
平成11/05 欧州包装展「インターパック99」に11名派遣
平成12/11 創立50周年記念式典をパレスホテルにて開催
APEC中小企業会議(ブルネイ)に参加。以降平成18年まで毎回参加
平成19/09 JAPANフェアIN広州(中日中小企業博覧会)に出展。
平成26/04 内閣府より、一般社団法人 東京包装協会 設立許可
太田 幸一氏が初代会長に就任
平成28/05 福本 芳久氏が会長に就任